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2017年3月5日 礼拝 メッセージ要約

「キリストが形造られるまで」
聖書箇所  新約聖書 ガラテヤ 4:12-20
「私の子どもたちよ。 あなたがたのうちにキリストが形造られるまで、私は再びあなたがたために産みの苦しみをしています。 ガラテヤ 4:19」

ガラテヤ教会は、パウロを悩ませた教会、あきれ果てた、危機的な状況、

伝道旅行中のパウロが去った後、巧妙な異端の教えが入ってきた。
3章では、誰があなた方を悩ませたのか。―パウロの心の痛み
3の2 あなた方は違った所に行ってしまった。
3の3 御霊で始まった→肉によって完成
    神様の救い→ 人間の努力
    神様の支配→サタンの支配
あなたがたを福音の恵みから締め出そうとしている。
あなたがたは、神様から救われて神の子とされ、聖き信仰生活を送っていたが、無価値な教えに戻ろうとしている。

「お願いです。兄弟たち。私のようになってください。」 ガラテヤ 3:12
時と場合によっては、傲慢とも受け取られる言葉です。
私の様にイエス様を信じて欲しい。イエス様に従ってほしいというパウロの強い気持ちの顕れ。
イエス様にすべての人生を掛けているパウロだからこそこのように言えました。
私たちは、クリスチャンになって私の様になって下さいと言えるでしょうか。

ガラテヤ 3:12―14
パウロへの愛を思い起こさせている。
キリストに救われて大いに喜んでいたから、それが出来たでしょう。
私たちの罪を許されて救われたあの感動はどこに行ったのでしょう。
誰にも罪を許す事は出来ません。神様だけがそれが出来ます。
様々な試練によって喜びが消えているかもしれませんしかし、魂の深い所の喜び(救いの喜び)は、消えていないはずです。
あなた方は、急所を突く真理を好まなくなったのですか。

現在の教会は、真理をまっすぐに語る牧者がすくなくなってきています。
誘惑に対し、いけない事はいけないという牧者が少なくなってきています。
神の言葉、愛から出る「いましめ」があるのです。

ガラテヤ教会は、命懸けの難産で生みだされました。
クリスチャンの成長の為なら何の苦しみもいとわないというパウロの信仰。
「私のこどもたちよ。こどもよ。」という呼びかけは、パウロのいてもたってもいられない気持ち、愛の指導者の愛を受け入れて欲しい切実な思いを表しています。

迷いやすい私たち、罪によって人類が失ったイエス様のご性質、品性を福音によって神様は、私たちに取り戻させようとしています。
人間の本来の姿、つまりキリストが形造られる事です。

私たちから出た、妬み、憎しみ、殺人、心の中で思った醜いもの等がイエス様を十字架に掛けました。

人間の最大の罪は、神様を認めないことです。
神様を第一にしていますか。
それをさせないのは人間の欲望や罪です。

こんな私たちを救って下さった神様の愛を知った私たち。
このイエス様の愛がどれだけ私たちの中に造られているでしょうか。
愛は全てを耐え忍びます。
自分の利益を求めません。
試練は期間がわかりませんしかし、その背後には人知をはるかに超えたキリストの愛があります。

「いつも喜んでいなさい。」 テサロニケⅠ 5:12
「イエスは、ご自分の前に置かれた喜びのゆえに、はずかしめをものともせずに十字架を忍び、神の御座の右に着座されました。」 ヘブル12:2

肉体の痛み、それは地上にいる時だけです。
それは、イエス様の十字架の苦しみに比べたら、比較にならないものです。
十字架の苦しみを私たちも少し味わう事が出来るのです。
イエス様は、死を前にしても平安でした。

「あなたがたは心を騒がしてはなりません。 神を信じ、またわたしを信じなさい。」
ヨハネ福音書 14:1

「わたしは、あなたがたに平安を残します。 わたしは、あなたがたにわたしの平安を与えます。」 ヨハネ福音書 14:27

今、教会に必要なのはキリストのメッセージを聞いて行う人です。
御言葉に耳を傾ける人です。

牧師の課題は、キリストがクリスチャンの中に形造られているかです。
福音の奥義を大胆に語れるかです。
信徒からは、キリストが牧師を通して語られているか。
牧師が、神がつかわしておられる恵みの管となっているか。

信徒は、牧師の言葉を人間の言葉ではなく、神の言葉をして受け入れているかです。
両者がキリストに目を注ぐとき、初めて健全な成長が出来ます。
目立たなくてもいいのです。確実な成長をしましょう。
成長のゴールは、外面的、内面的、品性において喜び、平安です。

梅羽鳥


 

これは、メッセージを聞いて信徒が書いたものです。メッセージそのままではありません。


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