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2017年1月1日 元旦礼拝 メッセージ要約

「わたしの目には、あなたは高価で尊い。」
聖書箇所  旧約聖書 イザヤ 43章1節~7節

現代は、暗黒が全地を覆っている時代です。
道徳的には、命の尊さが失われており、愛が冷やかに冷め切っています。
そんな中、自分が価値のある者と思えない方は、いらっしゃらないでしょうか。
リストラの目にさらされて自分自身を失っている方はいないでしょうか。
労力や容姿で自分の価値を見失ったり、見えないレッテルを貼ったりしていないでしょうか。

特にクリスチャンは、神様に愛されているのに係わらず言葉や行動で差別したり、相手にダメ印をつけていませんか。
自己卑下したり、無力感、無意味観を心に増幅させていませんか。

世の中は、基準に当てはめ、その人を評価しています。
肯定的な言葉は、その人の価値を高めます。
否定的な言葉は、その人を駄目にします。

このような現代社会において、私たちは人間の言葉を聞き過ぎてしまう傾向があります。
けれども、主はこう仰せられます。

「恐れるな。わたしがあなたとともにいるからだ。」 イザヤ43:5

 「わたしの目には、あなたは高価で尊い。」 イザヤ43:4

新しい年を迎えることが出来た私たちに、神様の祝福を受ける為に越えなければならない壁があります。
それは、私たちの否定的な心です。
私たちには、後ろ向きになり、うずくまり、後ずさりしてしまう性質がありますが、決して後ろ向きになってはいけません。
神様の語られる言葉に対してつぶやいてはいけません。
つぶやく事は、神様を責め、人を責める事だからです。

心の堂々巡りに勝たなければ神様の祝福はありません。
駄目と思うのは、自分です。
正しいラインに乗りさえすれば神様の祝福はあります。
それには、とにかく神様を見つめることです。
「主はこう仰せられる」という神様を見つめるのです。
その時、私たちは後ろ向きにならずに前進出来るのです。
果敢に挑戦していきましょう。

主はこう仰せられる。
「恐れるな。わたしがあなたを贖ったのだ。わたしはあなたの名を呼んだ。あなたはわたしのもの。」 イザヤ43:1

 「わたしの目には、あなたは高価で尊い。」 イザヤ43:4

① 神様の目から見たあなたの価値は違うのです。
世の中は、生きている意味がないと言って時には、自分の命を絶ってしまったり、人の目に囚われた生き方しか出来なかったりします。
しかし、私たちは神様によって生かされています。
生きているそのものに価値があるのです。
神様の目を通して自分を見ましょう。

② 私たちは、40億を超える人々のたった一人です。
神様は、あなたを地上のたった一人のかけがえのない存在であるかのように見て下さいます。

③ 神様の御子、ひとり子が命を捨てて下さった。
私たちを愛するゆえに、高価で尊いものを救う為に、神様の御子がご自分の命と引き換えに十字架にかかられたのです。
神様は、この“惜しまない”惜しむことのない愛をしめされました。

④ 人知をはるかに超えたキリストの愛。
私たちは、量る事が出来ない愛です。
狭く限られた人間の愛とは違います。
私たちは、私たちの一番嫌いな人をどこまで寛容を持って許せますか。

⑤母の体の中にいる時から覚えられている。
人は、心の深い所は人に話したくない、触れて欲しくないものです。
その深い闇に、心の深い所まで届いて下さるイエス様の深い愛。

「神は傷つけるが、それを包み、打ち砕くが、その手でいやしてくださるからだ。」ヨブ記5:18

ダビデは「あなたの深い憐れみにすがるほかありません。」「あなたの手におちいるしかありません。」と告白しています。

 ⑥ その人のドン底の時
イエス様の最高の愛は、不変、無条件、永遠、無代価です。
自己中心の小さな愛は、返って人を傷つけることがあります。
時には不可解で自分では悟れないと思われる状況の中でも、神の愛を信じ続ける。
これが信仰です。
自分の考えは変わります。
クリスチャンの中心は、何をするにも確かな御言葉の土台に立つことです。
クリスチャンの品性は、瞬間瞬間神様の御言葉を慕って頼ることです。
なぜなら、神様は、聖書を通してあなたに語られるからです。

「あなたのみことばは、私の足のともしび、私の道の光です。(詩篇119:105)

始められた一年その神様に対して 「はい。主よ、信じます。」と信仰を告白していきましょう。
何故なら神様は「わたしの目には、あなたは高価で尊い。」とおっしゃっているからです。

ユリ 

これは、メッセージを聞いて信徒が書いたものです。メッセージそのままではありません。


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