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2016年11月27日 礼拝 メッセージ要約

「クリスマス講壇①」
「あなたは、神から恵みを受けたのです。」
聖書箇所  新約聖書 ルカ 1章24節~38節

何事もなく守られているのは素晴らしい特権
どんなに恵まれた環境にあるかを忘れてしまうとつぶやいてしまうのが人間。
どの立場にある方も「あなたは、神から恵みを受けたのです。」
この言葉を信仰持って受け止めて頂きたいと思います。
マリヤは、ヨセフと婚約をしていました。
その時代の婚約というのは、結婚と同じ意味を持っており、二人の間を断ち切るのは、死のみでした。
その婚約中のマリヤに御使いが
「おめでとう。恵まれた方。主があなたとともにおられます。」ルカ1:28

と告げました。
しかし、マリヤはこのことばに、ひどくとまどって、これはいったい何のあいさつかと考え込んだ。ルカ1:29

マリヤは、御使いの言った言葉があまりに突飛だったので、ショックを受けました。
そして恵みの内容が明かされます。

「ご覧なさい。あなたはみごもって、男の子を産みます。
名をイエスとつけなさい。
その子はすぐれた者となり、いと高き方の子と呼ばれます。
また、神である主は彼にその父ダビデの王位をお与えになります。」ルカ1:31、32

そこで、マリヤは御使いに言った。
「どうしてそのようなことになりえましょう。私はまだ男の人を知りませんのに。」ルカ1:34

「どうして」これは、どうしてそんなことが有り得ましょうという質問では、なくどのような方法ですかという単純な質問です。
マリヤは、理解が不充分だったためです。
神様のなさる事は、人間にはわかりません。
わかろうとするから不信仰になり、つぶやくのです。
神様には神様の方法があります。
なのに、私たちは、自分の方法を神様に突き付けます。

「聖霊があなたの上に臨み、いと高き方の力があなたをおおいます。」ルカ1:35

聖霊が一切の鍵、聖霊を用いなさる。これが神様の方法です。
マリヤの頭、人間の頭では、一切理解が出来ない。
しかし、神様には、不可能はないのです。
これより、マリヤには、素晴らしい人生が展開していきます。
悲しい事、辛い事がなかったわけではありません。
自分のお腹を痛めたイエス様が十字架につけられてしまうという事もありました。
神様が用いなさるのは、出来る人ではなく、むしろ何もできない人、無力の人です。

今朝、マリヤと同じように
「あなたは、神から恵みをうけているのです。」と語られています。
良い環境、食べる物、着る物が与えられ、豊かすぎて魂がやせてしまう。
恵まれすぎて感謝が出来ない。
神様から見たら、恵まれすぎて欠けたものがある。
それは、「神様を信頼する」ということです。どれだけ、神様を信頼し、人生を送っていますか。
まだつぶやきの中にいませんか。

マリヤは、神様の方法を受け入れました。
私たちは、神様の方法をはねのけていませんか。
「すべてを神様におまかせする」これは、現代の教会、クリスチャンの弱い所です。
マリヤにとっては、イエス様を宿すこと。
私たちにとっては、イエス様を心に宿すこと。
「あなたのために救い主がお生まれになりました。」
現代の私たちに求められている事それは、神様を自分の救い主として受け入れる信仰です。

「あなたのおことばどおりこの身になりますように」ルカ1:38

マリヤが御使いに言った、これは、一番尊いお祈りだと思います。
マリヤの従順は、美しい、本当の人間の姿です。
私たちのお祈りは、「神様の方法を少し変えて頂けないでしょうか。」です。

神様の前に出た時、「私は、主のはしため(しもべ)です。
罪人でしたが、イエス様が十字架についてくださったから、救われたのです。」
このお祈りが毎回毎回出て来ますか。

マリヤの「御言葉通りになさって下さい。」
このお祈りが本当かどうか、生涯掛けて試されていきます。
神様が願っておられる最善をなさって下さい。

私たちの罪にけがれた心、自分がどんなにけがれた人間かを気づかせてくれるのは、良心です。
神様の前に罪を犯したとき、心が痛む。
こんなことをしていては駄目だという危機感を持った時、神様の前に今までの生き方を悔い改めましょう。
私たちは、聖霊を通して、神様の声を聞き分けるのです。
罪の解決のないままでは、本当の幸せはありません。

その人の態度によって神様は、裁かれます。
罪を放り出しなさい。捨てなさい。
どこへ、イエス様の十字架へです。
そして、新しい心と新しい霊を受けましょう。

悔い改めて新しい人生を生きましょう。 罪の報酬は死です。
体が滅んでも永遠の世界があります。
肉体が滅んでしまうばかりでなく、魂も滅んでしまいます。
神様の永遠の命にあずかりましょう。
苦しい経験、迫害、いい事も悪い事もすべておまかせしましょう。

クリスチャンになっても悪い事が次々に起こる時もあります。
そんな時にも心安らかに生きられる方法、それは、「神様におまかせする」信仰です。
マリヤは、全部をお任せしました。決して疑いませんでした。
私たちの信仰はどこにあるのでしょうか。
経済的、この世的なものに突っ走っていませんか。
この世的には、乏しい所はいっぱい通るが、私は乏しい事がありませんと神様の祝福を信じる信仰を持ちましょう。


このクリスマス、求めている方はぜひイエス様を受け入れて頂きたい。
聖霊を受けている私たちは、問題は、聖霊が解決して下さる事を信じましょう。
神様の最善と神様への信頼を深めるクリスマスでありますようにお祈り致します。

 

 エンジェル


これは、メッセージを聞いて信徒が書いたものです。メッセージそのままではありません。


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