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2015年10月18日 教団創立記念礼拝 メッセージ要約
「クリスチャンの実際生活 ⑭」 「その知恵にふさわしい柔和な行い」 舌の二重の動きは、癒して頂かなければなりません。
知恵には、肉の知恵と上からの知恵があります。
「あなたがたのうちで、知恵のある、賢い人はだれでしょうか。」
ヤコブの挑戦です。
「その人は、その知恵にふさわしい柔和な行ないを、良い生き方によって示しなさい。」 柔和な行いとは、自分の舌を制御できる人です。 他人を教える事が出来る人。 「そのような知恵は、上から来たものではなく、地に属し、肉に属し、悪霊に属するものです。」 (ヤコブ 3:15) 肉の知恵、偽りの知恵は、上からきたものでなない。「しかし、もしあなたがたの心の中に、苦いねたみと敵対心があるならば、誇ってはいけません。真理に逆らって偽ることになります。」ヤコブ3:14 「ねたみや敵対心のあるところには、秩序の乱れや、あらゆる邪悪な行ないがあるからです。」(ヤコブ 3:16) 苦いねたみとは、他人の成功を喜ぶことが出来ない。ねたみは、身近な人に対する競争心、敵対心。 苦いねたみと敵対心があるならば、真理に逆らっているので、イエス様の十字架によってあがなわれているクリスチャンなら、そのままの心で、堂々とクリスチャンですと言ってはいけません。 ① 地に属すとは、 この世の価値観に影響されることです。 地上的なものだけに心を囚われている。 人間が作ったもの ⇔ 神様が造られたもの ② 生まれつきのままの性質、 本能のままに動く、動物的行動、衝動的行動の事です。 一つ一つ祈りながら、御心にかなっているか確かめましょう。 クリスチャンは、生まれつきの性質をゴミ箱に捨てたのですから、再び拾い上げては、いけません。 ③ 悪霊に属す。 悪霊は、真理に逆らえとやってきます。 神様に対するねたみや、分派を起こします。 神様と引き離そうとします。 人間は悪に傾く傾向性があります。 良いことを続けるのは、難しい事です。 サタンの働きは、人間の性質に生みこまれた、混乱と邪悪な行いを生み出します。 地上の肉、悪霊に属するものか問い、真理に違うものであったなら、手放さなければならない。
「しかし、上からの知恵は、第一に純真であり、次に平和、寛容、温順であり、また、あわれみと良い実とに満ち、えこひいきがなく、見せかけのないものです」 人間は測りがたい罪の深さ故、社会の混乱をもたらす。 しかし、神様は解決を示します。これが、十字架の恵みなのです。
① 純真(これは、重要な事です。)聖い神様を愛する一図な心。
「わたしが聖であるから、あなたがたも聖でなければならない」(ペテロⅠの手紙1:16)と書いてあるからです。 ② 平和に生きるだけでなく、平和を生み出す存在。③ 寛容 柔和、謙遜、他の人を建て上げようとする心づかい。 (クリスチャンは、これを守ろうとするなら、常に神様の十字架の前に座らなければならない存在です。諦める事は、簡単ですが、品性は作られません。) ④ 温順は、譲る事が出来ます。反対は、頑固さです。 時には、悔しい思いをするかもしれませんが、神様が全てご存じである事を常に思い起こしましょう。 ⑤ 憐れみ 人の過ちを許す心があるか。可能な限り親切が出来るか問いましょう。 今の自分があるのは、神様の大きな憐れみによる事に気が付きましょう。 ⑥ 良い実 「御霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制です」 ( ガラテヤ5:22-23)
⑦えこひいき 「義の実を結ばせる種は、平和をつくる人によって平和のうちに蒔かれます。」(ヤコブ3:18) 自分の心に平和が支配しているとき、平和の種がまかれます。 ソロモンは、神様が何を欲しいかと問われた時に
「善悪を判断してあなたの民をさばくために聞き分ける心をしもべに与えてください。」
と知恵の心と判断する心を求めました。 |
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