メッセージロゴ

メッセージ (受難週において)礼拝メッセージ

受難週において

命について・いのちの使い方について・・・
命を支えておられた方が背後におられる。それはイエスキリスト様の十字架の御愛である。
命を支えていらっしゃる方がおられ、永遠へと導かれる確信。

イエス様のいのちの使い方について

十字架は確かに、人々の過ち、悪の策略において、成功したような一見その様に身請けられます。
しかし、そうではないのです。これもすべて神様のご計画御旨が完璧に成されたのです。
イエス様はその為に来られたとはっきりと述べておられます。マタイ・マルコ・ルカの福音書には、受難を受ける事実を三度予告し、

また、ヨハネによる福音書10章18節。イエス様はご自身の使命、命の使い方をはっきりと示しておられます。
人に殺されてしまう、悪い策略に合う、訴えても訴えても邪険にされ聞き入れられない哀れな姿は微塵も見られません。
寧ろ、裁判のやりとりの中で、ヨハネには19章の10節11節では、この様なやり取りがあります。

そこでピラトはイエスに言った。「あなたは私に話さないのですか。
私にはあなたを釈放する権威があり、また十字架につける権威があることを、知らないのですか。」

11節イエスは答えられた。
「もしそれが上から与えられているのでなかったら、あなたには私に対して何の権威もありません。
ですから、私をあなたに渡した者にもっと大きい罪があるのです。」

イエス様は決して権威に屈してもいなければ、弱く、この世の中の法則に打ち負かされたのでも無いことが分かります。
この十字架は、ペテロも宣言しておりますが、「神の定めたご計画と神の予知とによって」おこったことです。
この十字架の事実はこの世の中の法則が全く神様の御手の中にあることをはっきりと示し、
また神の国のご支配がこの地上に存在していることを悟らせる突破口となったのです。
神様の無限の力は今も尚働いております。十字架は神の力の表れなのです。

三つのポイントで十字架の意義を考える。

①赦すため
一つ目は十字架は人の罪を赦す為に必要である。
ということを見て参りたいと思います。
聖書は言います。義人はいない一人もいない・・・私達は全て十字架の赦しが必要なのです。
神様のみ業を感謝して十字架をみあげつつ進み行かせて頂きたいと思います。

②救うため
二つ目は私達を罪の縄目から救うためであるということを見て参りたいと思います。
救いは完全に私達の無力さから解放される事です、
十字架がその無力とならしめた死の力をも打ち砕き、永遠に至る命に結びつけて下さったのです。
これが私達に与えられた救いのみ業です。
神様がそれをご計画なさり、イエス様がその救いのみ業を成し遂げて下さったのです。
幸いな救いを受けたことを感謝し、日々を神様の御心を行う者として進み行かせて頂きましょう。

③共にいるため(インマヌエルの道を開いた)です。

最後、三つ目の十字架の意義は神様が私達といつまでも共にいるためです。
復活されたイエス様は自ら私達に近づいて来て下さい、語りかけて下さり、その心に住んで下さるのです。
私達の何かでは一切ありません。只神様の愛と憐れみです。

イエスキリスト様は私達にこの地上で迷わないように素晴らしい聖霊の助け主まで送って下さって、共にいて下さり、
落ち込むときには聖書の御言葉をもって励まして下さり、慰めて下さり、時には人を通して、助けて下さる方です。
イエスキリストがともにいて下さるところがパラダイスなのです。
私達は無力であっても、イエス様にあって勝利が与えられている事を信じる事が出来ます。感謝です。

最後にロマ書の8章の35―39をお読みしましょう。
十字架の意義をしっかりと魂に刻み込んで今週も主と共に歩ませて頂きましょう。


菖蒲


〒426-0014 静岡県藤枝市若王子2丁目1-10
TEL 054(644)7242  FAX 054(644)7242

Copyright © 2014-2015 インマヌエル藤枝キリスト教会 All Rights Reserved.